コミュニティを理解するミルフィーユのような構造 | イイノの業務日報 放送後記#4

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放送回数を重ねるにつれて、内容がしっかり「業務日報」になってきましたね。

今日はコミュニティをテーマにお話しました。今週は、この言葉をじんわりと噛みしめる機会の多い一週間でした。

コミュニティというのは身近に聞く言葉ですが、具体的に何のことを指すの?と聞かれると、「うっ・・・」と答えに詰まってしまいませんか?

私は、このコミュニティという言葉は、身の回りにある思考停止に陥ってしまう言葉のひとつだと思っています。

英語で書くと、コミュニティは、Communityです。Com-やCo-で始まる英単語は多くありますが、いずれも「共に」という意味を含んだ単語です。

Communication(コミュニケーション)、Company(会社)、Collaboration(協力)など、ひとりではなく、誰かと複数人で成立していく行為や呼称です。

放送内では、ミルフィーユのレイヤー(膜)に例えてコミュニティについて話しました。私はいつも、薄いレイヤーの積み重なった層のようなものをイメージして、コミュニティについてお話をしています。

人間は、必ず何かしらのコミュニティ、つまり薄いレイヤーの中の必ずどれかに乗っています。その中で、大切な価値観や大切なものや人を共通点として持っています。

放送でコミュニティについて話した後、健全にコミュニティの大切な3つのルールに気づいたのでざくっと書いておきます。なんだかルールというには雑で抽象的かもしれませんが、なんとなく感じていることです。


1:薄いレイヤーをざっくり乱暴にまとめてはいけない。

薄いレイヤー上に同じ価値観や大切にしているものが繊細に乗っている。同じことをやっているからなどどいう乱暴なレベルで、ひとつのレイヤーにまとめてはいけない。

2:ぶ厚いレイヤーを作ってはいけない。

他のレイヤーを侵食するような、過度に人が多く乗るようなぶ厚いレイヤーを作ってはいけない。ぶ厚いレイヤーが頓挫した時が不幸。

3:同じレイヤー上で縦方向に境界を作って、人を排除してはいけない。

共感できない価値観だからといって、同じレイヤー上で仲間はずれをしてはいけない。できることなら、その人を違ったコミュニティのレイヤーに乗れるようにするか、違ったレイヤーを作るサポートをしてあげる。


このコミュニティのレイヤーの話は、まだまだ熟す余地ありますね。

また次回の放送でお会いしましょう。

MOTHER SHIP
飯野泰弘

■『六次の隔たり』の説明がラジオでしっかり伝わったのか不安なので、Wikipediaのリンクを添付しておきます。